イチローが国民栄誉賞辞退し断った理由を暴露!

イチローが国民栄誉賞辞退し断った理由

イチロー選手は2019年3月に引退するまで、3回国民栄誉賞を辞退し断っています。

それぞれの、国民栄誉賞を辞退した年と理由をまとめました。

 

1回目の国民栄誉賞辞退理由

2001年に、国民栄誉賞を打診されました。引退(2019年)の約18年前です。

✅「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい

これが、1回目の国民栄誉賞辞退理由です。

2001年はイチローがメジャーに初挑戦した最初の年です。

新庄剛志選手と同じタイミングで、日本人初の野手メジャーリーガーになりました。

イチロー選手は、このメジャーリーグ1年目から242安打、打率.350で首位打者。新人王とMVP(最高に活躍した選手に送られる賞)を獲得しました。

その時の総理大臣は小泉純一郎で、第1次小泉内閣から国民栄誉賞授与を打診されたのですが、上記の理由で断ったわけです。

 

2回目の国民栄誉賞辞退理由

2004年に国民栄誉賞を再びイチロー選手は打診されました。

✅「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する

これが、2回目の国民栄誉賞辞退理由です。

 

2004年はメジャーでシーズン最多安打世界記録の262安打を記録した年です。
打率も.372で首位打者のタイトルを獲得しました。

その時の日本の総理大臣も小泉純一郎です。

2004年のシーズン最多安打記録樹立時の首相の小泉純一郎は、「もうすごいの一語に尽きるね。これだけの偉大な選手はもう当分出ないんじゃないかな。天賦の才能に加えて、人一倍の努力。偉大だね。どんな称賛の言葉を言っても、言い過ぎることはない」と褒め称えた

引用:ウィキペディア

 

3回目の国民栄誉賞辞退理由

イチロー選手は3回目の国民栄誉賞辞退理由についてはまだ語っていません。(2019年4月時点)

ただ、公式には「人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」とのコメントが代理人を通じて政府にあったそうです。

 

国民栄誉賞辞退者リスト

国民栄誉賞を辞退した人のリストと辞退理由です。福本豊さんが有名です。

福本豊

福本豊:阪急ブレーブスのプロ野球選手で盗塁王。1972年にはシーズン106盗塁も世界記録。1983年にはルー・ブロックの通算盗塁数を抜く939盗塁を達成。世界記録となる。

✅ 福本豊の国民栄誉賞辞退理由

政府が国民栄誉賞を考えてるって聞いたから、「立ちションベンもできんようになるがな」っていいましたわ。ボクはあの頃、酔っぱらったらしてたからね。国民の手本にはならへん、無理や、ということで断わりました

※ このエピソードをイチローは笑顔で語っていたことがあります。イチローの3回目の国民栄誉賞辞退理由に関連する要素が多様に含まれていると考えられます。

笑い話のような辞退理由ですが、栄誉というものは自由と両天秤になる部分があります。

福本豊さんは面白い人ですが、非常に聡明な方で、「王貞治のような野球人の手本になれる人物が受賞者にふさわしい」などと後に発言しています。つまり、様々なことを熟考しての辞退です。

 

古関裕而(こせきゆうじ)

古関裕而(こせきゆうじ)は日本の作曲家で、「軍歌」「応援歌」「栄冠は君に輝く」などが有名。

辞退理由は、「本人が没後に受賞を家族が打診され遺族が断った」ため。

 

人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」とイチロー選手が答えたのですが、没後に遺族に打診されるケースが過去にあった事例となります。しかし、それを断った方もいたわけです。

 

イチローが国民栄誉賞を辞退してくれて嬉しい

また、私見ですが、大好きなイチローが「国民栄誉賞を辞退」したことを嬉しく感じています。

なぜかといいますと、国民栄誉賞が乱発されすぎて権威性が希少性が下がることで価値が薄れたと感じているからです。

もはや「安っぽい感じ」しか受けません。

国民栄誉賞を受賞することでかえって、他の国民栄誉賞を受賞した方たちよりも「偉大なプレイヤー」であるイチローほど、他のレベルの低い国民栄誉賞受賞者と同列化し権威に脚を引っ張られる感覚がするためです。

 

メジャー殿堂入りのほうがカッコいい件

イチローほどの偉大な野球人なら、メジャー殿堂がもっとも名誉でしょう。またキャリアそのものが、1つの枠にとらわれない名誉を体現した稀有な存在と言えます。

イチローには、もはや「お飾りのような賞」は不必要ということです。内閣支持率が下がる都度、受賞者が出る賞は権威がありません。

国民栄誉賞のような賞は、希少性が重要でして政府が乱発したのは非常に良くないと思っていました。

 

イチローはメディアと戦っている

イチローは「メディアと選手というのは戦っています。お互いが緊張しなくてはいけないし、お互いが育て合う関係だと思います。ですから妥協はしたくないのです」とインタビューで答えています。

イチローはメディアと選手とが馴れ合っているような関係を快く思っていないのです。

国民栄誉賞が現在、乱発された原因は政治利用です。「人気の選手に国民栄誉賞を受賞させるセレモニーを行えば選挙で票が集まりやすくなる」という下衆な思惑しか見えません。

逆に言えばそれだけ、国や政府そのものの権威や信頼が失墜しているとも言えます。

そんなセレモニーでごまかすのではなく、政治も消費税を上げないで国民生活を改善し、中国などに負けない国家戦略で国を繁栄させた総理大臣を輩出するために、本来の政治で経済を立て直し国力を取り戻すべく努力するべきです。

上から目線で偉そうに賞を乱発してる暇で、総理大臣が国民栄誉賞を受賞するくらいの努力をしろと思います。消費税を増税するだけならサルでもできます。

 

野茂英雄こそ国民栄誉賞に最もふさわしい

国民栄誉賞に最もふさわしい、野茂英雄が放置されたのも意味がわかりませんでした。

そもそも、野茂英雄がメジャーリーグに挑戦し大活躍した結果、イチローなどの野手も含めたメジャーリーグ挑戦の道が切り開かれたのです。

ダルビッシュ有、田中将大投手。大谷翔平選手と若くしてメジャーに挑戦できる選手もメジャー挑戦できてなかった可能性が高いです。イチロー選手も含めておそらくできてないでしょう。

それまでメジャーリーグは夢の舞台で日本人が通用するなんて誰一人思っていませんでした。

野茂英雄投手はメジャーリーグへの道を切り開いたパイオニアであり勇気のある英雄です。

また野茂英雄投手がメジャーリーグに挑戦した時期は、ドーピング全盛時代です。その上、サミーソーサはバットの芯にコルクを入れてたなど、打者が手段を選ばずパワーでホームランを量産し投手を粉々に打ち砕いていた時代です。

バリーボンズ選手もドーピング疑惑のため、殿堂入りが困難と言われています。満塁でも敬遠された選手がいた時代に野茂はメジャーに単身で挑戦したのです。

しかも、野茂は近鉄時代に登板過多で故障をかかえていた状態でした。それで球団と契約でもめて、当時の監督の、鈴木啓示にもボロクソな扱いを受けて近鉄球団との契約を解除し自由契約になりました。

当時の野茂の自由契約は、日本プロ野球から村八分にあったのと同じ状態でした。

日本球界に追い出されるような形になった野茂は、マスコミにも無茶苦茶に叩かれてボロボロになりながらドジャースと契約しました。

絶対に通用しないと言われていたメジャーリーグで、野茂英雄はドーピング全盛時代のメジャーの強打者を相手に123勝、109敗、防御率4.24の成績を残しました。

2004年の年俸は約900万ドルで、日本円で約10億円です。アメリカンドリームを日本人プロ野球選手で、1番最初に実現したのは勇気のある野茂英雄選手です。

別に国民栄誉賞など必要ないのですが、野茂が対象外なのは意味不明です。

政治利用目的で国民栄誉賞乱発には正直かなり白けました。このような、本当に勇気のある人こそ真っ先に称えられるべきでしょう。

 

イチローは日本を大切に思っている

またイチローが国民栄誉賞を辞退した理由として「日本が嫌いだから」ということではないことは確かです。

「米国に行ってから、日本語の深さや美しさを自分なりに感じるようになり、日本語をきれいに話したいと思い始めた。日本語でも自分の感覚や思いを伝えることは困難だと感じている。それが外国語となれば、不可能に等しい。英語で苦労する以前に、僕は日本語で苦労している」と話している。また、野球以外でも、経済や日本企業の技術力、動向などにも高い関心を持っており、「日本の製品は安心感が抜群。外国メーカーの技術も、実は日本人が開発していることが多いのでは、と想像している。技術が外に出ていく状況をつくってしまった国や企業に対して、それはいかがなものか、とは思う。

彼がよく身内に対して口にする言葉に『ジャパニーズ・アイデンティティ』というものがある。自分が日本人であることに誇りを持っている何よりの証拠と言えるよね。」

引用:ウィキペディア

 

イチローの偉大なキャリア

メジャーリーグ通算安打数だけでも、2019年時点で22位です。日本での1278安打を加算するとピート・ローズを抜いて世界一の安打数になり、最初からメジャーでプレーしていたら・・・

50歳までプレーできてたら・・・

マリナーズから移籍してなければ・・・など妄想するのも楽しいです。

シーズン200安打以上:10回(2001年 – 2010年)はピート・ローズとタイ記録で、ギネスブックに掲載されました。

また、イチロー選手の日米通算安打記録も世界記録としてギネスブックに掲載されました。日本で1278安打。メジャーリーグだけでも3089安打。

日米通算4367安打の世界記録を達成しました。さらに、メジャーリーグの殿堂入りもほぼ確定していますので、「気軽に立ちションできなくなる国民栄誉賞」はイチロー選手にとっては不自由と引き換えに・・・という面があります。

正直、国民栄誉賞は乱発されすぎて安っぽく権威が失墜した面が否めません。

また、イチロー選手があまりに偉大すぎるため、逆にイチロー選手側の権威が下がってしまうため、国民栄誉賞という政治が国民の票を集めるために利用するセレモニーに利用される理由は何一つないというのが受賞を断る理由と言えるでしょう。